 |
２０1１年度登頂見聞録-03 |
|
２０1１年度登頂見聞録-03 |
大木駐車帯-[フ]袴湿原トレイル-袴湿原(袴池)[ヘ]-袴岳トレイル-袴岳1135m-柏ケ峠[ホ]-[マ]林道歩き[ヒ][ハ]-赤池-[ミ]-大木駐車帯歩行時間：約145分 ここを9時43分に出発した。少し歩き赤池からの歩道と一緒になり間もなくして袴池に着いた。小さな池に湿原をかかえていた。そこから袴岳トレイルを歩き一旦下って登り返して袴岳に10時36分に着いた。20分の食事後に柏ケ峠に向かって下った。この下りに小粒だが鮒林が美林に映えていた。柏ケ峠(袴岳へ0.7km・赤池へ2.6km)には[信越五岳トレイルランニングレース]といろいろなものがあり賑やかなところであった。
ここからは水平な登山道を歩き、そのうちに木々はなくなり吊るものの草に覆われたところを過ぎて次第に自然林から植林帯となり林道に11時31分に出た。林道から赤池に立ち寄って愛車に12時8分に戻った。その後、沼の原湿原駐車場に愛車を止めた。 沼の原湿原一周歩行時間：約40分 希望湖(のぞみこ・沼池)一周歩行時間：約55分 沼の原湿原への入口で沼の原湿原木橋架け替え工事(H23・7月22〜11月18施工、山崎産業)をされていた。いいのかなと思って見ていたら、「どうぞ」と言われて湿原へと足を踏み入れた。背丈の葦が原に映えていて湿原が見渡せないような感じであったが40分かけて一周した。その後、愛車を走らせて希望湖駐車場に止めて右回りで希望湖を一周(2.5km)してここで車中泊した。殆どの人達は釣り人たちであった。湖水にはかなりの大きな魚が泳いでいた。夜には雨となった。
８／３１（水） 希望湖駐車場-トラバース道-涌井新池[メ]-毛無山トレイル-毛無山(大平峰)1022m-[ノ]希望湖一周(2.5km)歩行時間：約290分 駐車場から少し車道を行き川を過ぎた所の標柱を6時10分に出発した。少し下ると沼湿原というのだろうか、木道を歩きちょっと登って車道を横切った。ここの標柱(涌井新池へ2.2km・希望湖へ0.4km)から手入れの良い歩道を大体水平に歩き下り始める頃に右下に池が見えてきた。ここを過ぎ去り林に入って分岐を下って靴はビショビショに濡らして6時50分に涌井新池(わくいしんいけ)に着いた。古い池なのか雰囲気は歴史の重さを感じさせる水田用の溜池であった。
★涌井新池 各村々には、共有あるいは単独の水利権を有する池や用水がありました。これらは近世初期から各集落、もしくはいくつかの集落の共同用水として利用されてきたものです。大河である千曲川を眺めながら、その水を農業用水に利用できなかった江戸・明治初期の農民にとって、乏しい農業用水の確保こそ最大の関心事だったそうです。ここ涌井新池は、明治初期まで「山伏清水溜池(やまぶししみずためいけ)」と呼ばれていた池で、沼の池(希望湖)同様に柳原地区を中心とした用水源です。天保年間(1844〜53)に改修された記録が残っています。今でも地域の暮らしに欠かせない大事な水源として利用しています。池周辺の美化・保全にご強力下さい。 ★関田山脈の歴史 関田山脈では、有史以来、峠を使っての歴史・文化・生活の交流が盛んに行われてきました。山脈には16もの峠道があり、まさに信州と越後の交流の道でありました。ほとんどの峠名には越後側の集落の名前がついています。このことは、越後側の人々にとって信州との行き来や物資の運搬に峠が大変重要であったことをしめしていると云われています。信州側の集落では越後から嫁をもらうことを誇りとし、働き者の越後女性が大勢嫁入りしました。越後から塩・米・酒・紙すき用のコウゾ皮が運び込まれ、峠で受け渡しがされた記録があります。また、善光寺参り、野沢温泉への湯治の道としても利用されていました。峠付近にはお茶屋があったり、村には商人宿として生計を立てる家もありました。戦国時代には、上杉謙信の山城や、重要な軍事道路として川中島の合戦に使われた峠もあります。また、越後ゴゼ(高田ゴゼ)や浪花節語りが通う集落もあり文化の交流も盛んでした。
涌井新池から分岐まで引き返して毛無山トレイルへと登って毛無山(大平峰)に7時50分に着いた。東南展望台からの高社山(高井富士)が霞んで白黒の世界のような綺麗に見せてくれていた。束の間の休息後、希望湖へと下った。愛車に8時38分に着いた。一時を過ごしてから左回りで1時間かけて希望湖一周をした。途中でハイキングのおばさんに話しかけられコースに付いてお話をした。その後、愛車を走らせビジターセンターに立ち寄って斑尾街登山口[ソ]のトイレ付近に止めて車中泊した。大駐車場のところに水道の蛇口が３ケ所あったので洗濯をした。
|
