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２０1１年度登頂見聞録-16 |
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２０1１年度登頂見聞録-16 |
９／１２（月） 燕温泉回遊 朝食後に妙高山登山の最短コースとされ、妙高山周辺では最も高所にある温泉で、標高約1100mの斜面に旅館や土産物屋が並んでいる燕温泉街を散策した。左側のバス停終点から温泉街通りの左右は狭さを感じさせるが、これが昔からの温泉の町という情緒を醸し出していた。温泉街が終わると登山届けのポストがある。左は天狗の湯＆天狗堂からの妙高山登山へ、右は河原の湯＆長助池からの妙高山へと分岐になっている。そのどちらへも束の間の散策して帰った。
岡倉天心六角堂 日本近代美術の父として知られる岡倉天心［１８６３年（文久２年横浜に生れる）～１９１３年（大正2年５２歳で赤倉温泉にて永眠）］は、明治期に活躍した思想家で文人、哲学者である。その岡倉天心の終焉の地とされる妙高高原の赤倉に晩年を過ごしたという別荘［赤倉山荘］跡には［岡倉天心六角堂］が建てられた。平櫛田中作の岡倉天心像が所蔵され、横山大観らによって［天心岡倉先生終焉之地碑］が建てられた。辺りはゴルフ場のように芝で整備された、その岡倉天心六角堂のある「天心公園」に立ち寄った。ここからの妙高山は格別に雄大に山頂辺りを見せて聳えていた。
いもり池 朝の７時頃にいもり池に着いた。青空のもとで妙高山［妙高山は、赤倉山・三田原山・大倉山・神奈山・前山などの外輪山と、標高２４５４mの中央火口丘からなる美しい二重式火山である。火口原からは白田切川と太田切川が、この外輪山を深く浸食して流れている。これらの川の上流の南地獄谷や北地獄谷では、今でも火山ガスや水蒸気を吹き出している。また、外輪山はなだらかな斜面をつくり、高さによって育成する植物に違いが見られる。］と黒姫山がいもり池に映えて朝の光に照らされとても綺麗に誘っていた。
★いもり池 標高７５０ｍの高さにあるいもり池一帯は、かつては池ではなく、約２０ｈａに及ぶ広大な湿原帯と沼地であったが、昭和２年に湖底を浚渫（しゅんせつ）して池の面積を１２２９５㎡に広げ、現在の姿になっている。その後、池の周りに５８４ｍの遊歩道を設置し、小さいながらも妙高山の美しい姿を水面に映すさまは、池の平温泉並びに妙高高原町を代表する景観として、多くの人達から親しまれている。又、春は近接の湿地帯に水芭蕉やミツガシワなどの湿性植物が群生し、モリアオガエルの生息地としても知られ、学術的にも注目されている。なお、 いもり池の由来は、イモリが多く住んでいたので、この名を付けたと云われている。 最初は普通のレンズで写真を撮りつつ一周した。次は望遠を付けて写真を撮りつつ一周した。その後９時まで車内で待って無料の妙高高原ビジターセンター内を見学した。館内はいたって素朴な平凡な展示もので飾られていた。[このビジターセンターの隣にあるイモリ池は、妙高山の美しい姿をその水面に映し出している。周囲は湿原の状態が保たれており、水芭蕉・ミツガシワ・サワギキヨウなどの湿原に育成する植物が見られる。また、カルガモ・カイツブリ・などの水鳥をはじめ、オオヨシキリ・ホトトギス・などの野鳥やトンボの種類も多く、木の枝に卵を産み付けるモリアオガエルも生息している。]
杉野沢水辺広場（川の鼓動モニュメント） その後、バーベキューなどを親しむことができる関川沿いの［杉野沢水辺広場］に愛車を止めて炊事場で洗濯をして乾して蕎麦を茹でて食べた。［ここの公園にはモニュメント（石がぶつかり合う音｛川の鼓動｝を楽器に見立てたモニュメントとして表現しました。木の棒で叩くことによって、石の音を体験できます。）がある。一里塚のテーマ川の鼓動・関川の源流に近い杉野沢地域では、川の石がとても大きく、洪水時には石のぶつかり合う音が恐ろしいほどに響きます。この石の音は、ここに暮らす人々にとって洪水の目安となり、関川にとっては流れの誕生を思わせる”川の鼓動”というべき音に感じられます。この一里塚は、激流と石の音によってもたさられる洪水への不安を取り去り、石が持つ楽しい音を体験できる空間としました。・・・表示板より］。それから霊仙寺湖にある天狗の湯に立ち寄って自宅へと帰った。
「ふるさとの 山や見るたび 登るため」・・・雲劉 「ふるさとの なじみの山は つぼいかな」・・・雲劉 「山旅に 登山いそしみ 日は暮れる」・・・雲劉 |
