天狗山荘か戻って分岐から少し歩き白馬方面からの最後の人とすれ違って岩肌が白石に変わってゴロゴロする登山道を登って１２時３分に秋天一碧な鑓ヶ岳に着いた。無風に雲もなく至純な穏やかな天気で眺望しつつ昼の食事をした。
 
白馬鑓ヶ岳からの杓子岳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・旭岳
|
鑓ヶ岳からの白馬岳方面
「秋晴れて 北アルプスの 峰々は
恋しき思い 秘め歩くなり」
|
|
「離山 岩も秋へと 黒き峰」
「杓子岳 東壁をもち 秋崩れ」
「秋晴れの 白馬岳から 頂くは
アルプス香り 草紅葉と」
清水岳・・・・・・・・・・・・・旭岳方面
|
白馬鑓ヶ岳
 
杓子岳からの白馬岳方面
「白馬岳 古今自然に 天地なす」
 
杓子岳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・白馬鑓ヶ岳
村営頂上宿舎＆杓子岳 |
下ってコルから緩やかに登り右へ斜めに登り稜線に出て少し歩き白馬岳の展望良好な杓子岳に１３時１０分に着いた。一時の休息後下って登り返して丸山を過ぎた。この辺りから疲れが溜まっているせいか、かなり足どりが悪くなったが疲労累々に我慢しつつ白馬山莊を過ぎ白馬岳に１４時３２分に着いた。少し風が吹き始めている頂きで天狗山莊方面からの人とお話をしつつ過ごした。長い休息を避けて下り始めた。もう登ることもないので足どりは軽く快適に下った。大雪渓は秋道の沢の左側をトラバースして雪渓を横切って沢の右に取りついた。
 
白馬岳、山頂からの杓子岳鑓ヶ岳方面
「白馬岳 岩はねむりに 草紅葉」
 
旭岳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小蓮華山
「白馬岳 秋に登れば 老いに沁む」
 
|
昔は秋でも雪渓を下れたが、今回はクレパスがあり雪渓に亀裂が入って雪渓を下れなくなっていた。その雪渓の右側を慎重に下ったが２度も滑って尻餅をついた。ズボンの尻には泥んことなり尻が冷たく濡れが感じられた。ハラハラしつつ下って途中で何かの撮影を行っているのか大勢が屯していた。人込み通りすぎて白馬尻小屋へと着いた。更に下って林道を歩いていると右足が膕（ひかがみ）が疲れてきたのでモミモミして歩き猿倉に１７時１５分に着いた。この日は疲弊もあるので無理は禁物とここで車中泊した。
「白馬岳 人道をもって 大雪渓」
「白馬岳 親しく接して 歩のあゆみ」
「クレパスに 難渋登山の 白馬岳」
「大雪渓 歩きにくくの クレパスに」
「白馬尻 残雪寂し 秋けむる」
|
|
