大谷不動尊、一の滝

一の滝は精霊の舞い 四阿の山々の上天に 聖なる水を集めて時を待つ 自然の摂理に従って降り注ぎ 小根子岳一帯に降られし雨は 聡敏な滴りとなって大笹原へ 泰然に地に吸い込まれて 尊称に岩に染み込んで 穏やかな沢を下っていく 近づきがたし見られぬ 二の滝を流れ落ちてゆく 僅かの川に聡を吸い取って 更に妖気を浴び下流へ 潤飾に一の滝に流れ落ちる 一の滝は青眼に呼び 仰ぎ観るに静寂な雰囲気醸す 霧が舞えば精霊が踊る 一の滝は往来古今に成す