*３、葬祭・葬式
●親戚(石材)での記念写真
我が仲人の家で先祖のお墓を立てた。
いつでも入れるぞと冗談を言いながら そして記念写真を撮った。
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パートナーとの「別れ」をどう受け止めるか
・・・保坂隆［自分らしい人生の終い方］
パートナーとの別れはつらく、忘れようとしても思い出される
こんなとき、無理に忘れようとする必要はない
たとえ安らかな死であったとしても、パートナーとの別れはつらく、寂しい。いなくなったとたんに、その存在の大きさに驚き、立ち直るにはしばらく時間が必要だろう。しかし、三カ月、半年、一年と時が流れても、悲しい気持ちが一向に薄らがない、何をするにも気力が起きないというようでは心配だ。人の命には限りがあり、必ずいつか別れのときが訪れる。見送る人は、それを受け入れて、残された人生をきちんと前を向いて生きていかなくてはいけないのだ。しかし、「妻（夫）を、忘れたくても忘れられない」と苦しむ人は少なくない。童話『青い鳥』をご存知だろうか。幸せの青い鳥を探して、チルチルとミチルが旅に出る物語だ。彼らはさまざまな国を訪れるのだが、その中の一つに「思い出の国」がある。
そこには他界した祖父母がおり、二人は「もう二度と会えないと思っていた」と再会を喜ぶ。すると、祖父母は、「生きている人が思い出してくれるたびに、私たちは目を覚ます。みんなが思い出してくれれば、私たちはいつだって会えるんだよ」と答えるのだ。死後の世界については、戻ってきた人がいないので本当のところは誰にも分からない。しかし、私はこの物語のように、死んだ後もいなくなってしまうのではなく、何か違う形で存在し、残された人たちを見守ってくれているような気がする。だからこそ、無理に忘れようとせず、故人とつくった楽しい思い出や、故人につながる記憶を大切に温めてほしい。そして、出会えたことに感謝していれば、つらい気持ちは次第に温かなものへと変わっていくだろう。 |
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葬儀−−
釘打ちの儀式は何のため？
「暮らしのしきたりがわかる本」・・・山本三千子
出棺のときに、棺の蓋(ふた)を石で、釘打ちします。石は三途の川の河原にある石を意味します。無事に三途の川を越えて冥土にたどり着けるように願いを込めながら、故人との関係が深い順から一人二回ずつ打っていきます。これが最後のお別れとなるので、遺族の悲しみもきわまる瞬間です。残された遺族が自らの手で故人を送り出そうとする儀式は尊いものです。
昔から、人はそうやって大切な人との永遠の別れに一区切りをつけてきたのです。出棺の前に近親者が食事をとる風習がある地域もあります。これは「出立ちの飯」、「立ち飯」、「一膳飯」などと呼ばれます。故人と最後の食事をする食い別れの儀式であり、故人のためのお膳も用意されます。そして、火葬がすんだ後にふるまわれる食事を「精進落とし」といいます。
昔は四十九日までの間は魚や肉を避け、精進料理を食べて体内に死に関する戯れが入ってこないようにしていました。四十九日を過ぎたら日常生活に戻るために、魚や肉を食べてもいいとされ、このときの食事を精進落とし、精進あげなどといいます。今は骨上げがすんで遺骨と共に帰宅後、初七日の法要を行い、精進落としの席を設け、一区切りとします。 |
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100人いれば100通りの死がある
・・・矢作直樹[おかげさまで生きる]13
*それは大いなる存在のみぞ知る領域
私達は生かされていることに感謝したい |
父の弟（仲人）の親戚 |
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石に布団は着せられず・・・諺
逝く前に墓石は建てられる・・・信濃 |
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死は、突然やって来る、なのに
なぜあくせく生きるのだろうか・・・岸英郎[死を見つめる心]
でもね、あなたはやがて死ぬんだよ |
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この世は競技場であり、私達は
今を生きる競技者である
・・・矢作直樹[おかげさまで生きる]164
*目に見えなくても、観客席では他界した人々が私達に声援を送っている
いつか彼らと再会する日を楽しみに、今を一生懸命生きよう
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