*考察論
山旅とは日数を多くかけて泊まりながら山々を登り続ける行為です。人によって何日間が山旅かという定義は人それぞれの解釈で判断されるといいのかなと思います。会社に働きながら休みに山に登っても山数が少なくとんぼ帰りが多く、山に出かけた気分が薄く感じられるのです。定年になったなら山旅をしてみたいと常日頃から考えていました。それが会社都合で早期退職によって現実帯びてきました。登山が趣味で、またはこれから登山をされて、仕事をされている人で、ここをみて頂いて、これから定年を迎えるにあたって参考になったなら幸いです。
四国、奥神賀山1442.2mへの駐車帯 |
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いよいよ山旅へと
投資して山旅へ
帰っては投資へ
いよいよ山旅へ
行きたくていきたくて
心身はうずうずしていた
そんな時に
不穏な空気が職場に流れ
仲間たちの罵りが聞こえていた
ぎくしゃくして時が過ぎて・・・・
会社からの説明がされた
定年まで居られぬことに
どうあがいてもどうしょうもない
嬉しいのか哀しいのか
もっと会社で
仕事をしていたかったのか
私は会社都合で早期退職した
退職する前から
なんの躊躇いもなく
山旅へ行くことを決めていた
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勿論それに対する計画はたてていた
山旅に出かけていても
稼がなければならない
これが私に課せられた指名である
今後の生活費のこと
家を新しく建てる費用のこと
山旅に必要な費用のこと
私として生きていく過程を
自分自身の力で低能力ながら
一生懸命に稼ぎ家族を守って
思う存分に山旅に出かけていたい
勤めながらの株のゴミ投資家として
二十五歳から五十七歳まで
儲けたり
損失をしたりして長年続けてきた
この度の退職で頂いた特別退職金
生活費に山旅費を除いて
株投資に全額をかけてみたい
損失は許されないのだ
これまた息苦しい決断であった
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「世界に怖きものは
酒の酔いと 借銀の利息なり」
「千里逃げても 借銭は許さじ」
「種まかずして小判も
一歩もはえる例なし」
「金が金をためる世の中」
「その身は はたらかずして
銭が一文 天から降らず
地から湧かず」井原西鶴
投資して山旅へ
私は会社都合で早期退職して
特別退職金が振り込まれた
以前から買い銘柄を決めていたので
早速 株の買いに走った
買ったら それを忘れて山旅へ出かけた
買った銘柄は右肩上がりするかな
そんなことも
上の空で山を登り続けた
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福井、夜叉龍神社・夜叉ケ池への駐車場＆トイレ |
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山旅は安全第一なり
愛車は私の足であり
泊まる家でもあります
私がの山旅に必要とするものは
登山口への足である愛車です
炊事や泊まる家であるのは愛車です
そのためにも愛車は整備が
万全でなければならないです
「旅人よ 目的地へ 愛車泊まり
登りし山へ 安眠からと」
出かける前は必ずオイル点検
タイヤの空気圧確認
燃料の満タン確認
決められた整備は怠ることなく
おこなわれていなければならない
愛車の任意保険への加入 期限確認
「山人は 安全かなと 心がけての
高ぶらずゆく 走行の旅」
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日々睡眠不足なならないようにして
登山地図にロードマップを忘れずに
さてさて万全かなと出発していきます
シートベルトをして
スピードは控えめに
目的地まで何度も休息をしての走行
「愛車にし 走らせゆくも 山登り
日々山にして 山を棲家とす」
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2003年頃の愛車の中、アイテムが一杯で 「さあ大変」 |
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車中泊は私の
山旅における
家庭生活です
山旅で車中泊するには登山では
なんといっても必ず食料が必重品です
長い旅ですから
インスタント食品
だけではいけません
私はどちらかというと和食派です
登山家から帰ったら夕方には
ご飯を炊き 味噌汁を作って
おかずも数点用意せねば
あー 考えただけでも大忙しかな
挙句に明日の登る山の
コースを確認しておかないと
登山は朝が早いから
山のコース時間によって
それなりの食事方法を
工夫せねばならない
昼の弁当はどうしょうか
食中毒にならぬようにしなければ
衛生的に料理をせねばと
あくまでも美味しく食べられ
登山が意欲的に行けるようにと
時には洗濯をせねばならない
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後片付けも終わって
いちらんらくすれば地図の確認
これを怠ると明日の
登山に支障きたす
また明日の天候がと
ラジオでの天気予報に聞き入る
辺りが暗くなるころから
ひとときの夢に浸るために
楽しき読書の時間帯かな
読書は私を
大きく羽ばたかせてくれる
歴史小説に政治経済に投資関係と
多方面にわたっての読書です
疲れが疲労が眠りを誘って
いつのにか車中泊の人となります
静寂な登山口の森の中から
聞こえてくる風の音に動物の声
時には川のせせらぎの音に
安眠を与えられ心地良き所と
眠りゆく時間は車中の我が家かと
時が過ぎゆけば私の故郷なり
山旅の楽しき日々を繰り返せば
我が心の素晴らしき遺産となります
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毛無峠にて、遠くの山は御飯岳 「フウライボウ」 |
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