◆つづき、7時20分下山へ
平蔵の頭へ向かおうとしてちょっと歩いたら知らぬ人に手で待ったかけられた 「先に行かせて下さい」 と言ってちょっと待ったらカニの横ばいのクサリ場下山口で、ある大人数のグループのリーダだろうか、メンバーの中に怖がっていていっこうにテキパキと行動しないから時間がかかっていた。私がイライラして愚痴をこぼしていたら 「いま、先に行かせる」 と小生の目の前で私の事を仲間同士に連絡をしていた。行けと言われて私は先にカニの横ばいのクサリ場へと下った。全く頭に来る言語であった。
下山してSさんと剱沢小屋で別れて小池へ歩き望遠で写真を撮ろうとサブザックの中を探したが望遠レンズが無かった。最後は何処で望遠レンズで撮っただろうかと思い出して見たが山頂以外ではレンズ交換をしなかったような気がした。渋々と剱山莊に行き山莊の人に望遠レンズを忘れてきた事を告げた。若い人に聞いたら、 「三角点の所に有りましたですよ」 と言われた。対策をあれこれ話していて外にいた山莊のおばさんが、 「時間も早いし、山頂まで行ってみたら」 と気楽に言われてしまった。あーー急に体力低下してしまった。山莊から左への登山道を50m程歩いたら3人グループが下ってきたので、 「山頂に望遠レンズ忘れてきてしまいました、心当たりありませんでしたでしょうか」と聞いたら、 「有りましたですよ、持ってきました」 とザックから出してくれた。3人グループの皆さん[大変有難うございました]心から感謝しています。今後忘れないように落とさないように努力します。 ◆剱沢小屋・剱沢テン場付近散策
やっと小生は生き生きとなって剱沢テン場に戻った。テントをたたんでザックに詰めて忘れ物がないか確認して雷鳥沢テン場へと出発した。剱御前小舎への登りはキツかったがガスる中で着いて快適に下った。雷鳥沢テン場のテン場受け付け・室堂のT字路の付近にテントを張った。ベンチがあるすぐ隣に家族連れが、別のベンチ付近に外人さんがテントを張られた。近くにある温泉(500円)に行った。
暫くしてから激しい夕立となった。隣のテントから下が濡れていると聞こえてきた。次の日に小生のテントの下が濡れていた。T字路の付近は水はけが悪いようだ。次回は水はけの良い場所を選びたい。また次の日のテント撤収の時に付近に張ろうとした大学のグループが、テントを出したらビショビショで悪臭が漂っていた。前回の濡れたまま保存され今回の山に持ってきたのだ。仲間からヤイノヤイノと文句の嵐であった。
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