2004-07-10-1
2004-7/17
雨上がりの朝、朝露に濡れてガスる砂原岳に登った。ゼンゼン見えないまま下山するのかなと思いながら一等三角点から引き返していたら晴れ上がってきて光に輝く苔のジュウタンに素晴らしい景色に感激した。
苔に覆われている稜線 |
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輝きの苔よ誰を誘うのか
輝きの苔よ誰を誘うのか
山の怒りで岩肌が焼けて
時とともに岩地は生き生きと
金色の輝き放つ苔の絨毯
誰も来ぬ山道にも苔が蔓延り
何処を歩けばと問いかけながら
そーと靴で踏めば悲しいかな
我が胸に聞こえしか苔の悲しむ声
砂原岳一帯に霧と友に彷徨い
ガレ地を見つけては苔の子孫
地熱に寒さと日の熱さに耐えて
苔よ金色に輝いて自然を誘う
生き生きと輝いて苔とともに
稜線の風神に頼もしく語れば
恍惚の霧がふわりふわりと靡き
岩峰を歩かせてくれている
輝きの苔よ誰を誘うのか
駒ヶ岳の砂礫の大海原
噴煙を靡かせて自然を呼ぶ
怒りがおさまれば人を呼ぶ
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ガスる砂原岳1113.2m |
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我も苔の運命になりたい
砂原岳に駒ヶ岳よ
輝く苔の絨毯
運命に従って生きて
時の流れに去る
我もまた摂理に従って
苔のように美しくも悲しく
時が許してくれるなら
自然に生きて自然に帰る
ふんわりとした苔に愛でて
一つの夢を見よう
歓びは陽光を浴びて
自然を虜にして戯れる
砂原岳に駒ヶ岳よ
我は輝く苔になりたい
光放つ一つの夢になりたい
苔を友に故郷にしたい
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噴煙を靡かせる噴火口 |
砂原岳の稜線から見つめる駒ヶ岳は、広々とした大平原に忽然と聳えて別世界に足を踏み入れたような素晴らしい景色を与えてくれている。
苔に覆われている駒ヶ岳 |
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