2003-05-05-3
2003-5-16
バラ谷から下山中に雨が降り霞む尾根を歩いていたら根元の木の幹がタコのような木を発見した。
胴体は２本でタコ足の部分は一つになっていた。神秘的な森の珍しい太木に誘われて暫く眺めていた。
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森を彷徨う木よ
森の不思議な木よ
どこから歩いて来たのか
森を彷徨い歩いて
妖精に導かれてきたのか
南アルプス深南部の
前黒法師山の尾根が気に入って
そこに居すわったのか・・・
森の不思議な木よ
我に何を語るのか
霧霞む雨の山を彷徨って
お前に会えたのだ
何か我に答えてくれ
森の不思議な木に誘われて
我も暫く居すわったのだ・・・・
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森の不思議な木よ
我の手で幹に触れてみた
一回りして見つめて見た
お前の幹の天を見つめても
雨の粒が音もなく降ってくる
霧霞む奥深い森の不思議に
見とれて帰る足は止まったのだ・・・
森の不思議な木よ
霧霞む森を案内してくれ
恵みの雨に歩けるかな
あそこにも似たような
若き不思議な木がいる
君はどうして眠る根に
タコ足で絡みついているのだ・・・・
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