山の神髄を感じさせる
雲の湧く北穂高岳
「北穂高 夕影わいて 岩縺る」・・・雲劉
 
北穂高岳 槍ヶ岳
「山道は 是か非か登って 花を知る」・・・雲劉
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お姉さんお兄さん
お山へ来なさいな
山の女神が微笑む
案ずることも忘れて
己の心は誘惑される
そこのお兄さん
さあさあ来なさいな
とても美しい
とても素敵な
お山の女神が
お待ちしていますよ
騙されたつもりで
お山に来なさいな
雪山は女神の
白い素肌
怪しげに輝き
君を誘っている
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気にしないで
お山に訪ねなさいな
春山は女神の
若草の肌色
ウキウキとはしゃぎ
山人を誘っている
そこのお姉さん
お山に来なさいな
夏山の男神の
逞しい岩肌
触れて触って
山女を誘っている
そこのお嬢さん
お山に来なさいな
紅葉の肌色で
男神の誘惑に
包み込まれて
山娘を誘っている
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50-35-001-025、朝焼けに映える北アルプス、焼岳 |
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怒りの焼岳に
登ってしまった
私は赤く染まる焼岳を見た
なんと美しいのであろう
この世の世界なのか
疑りながらもう一度見た
次第に赤からオレンジ色に
登山禁止なのだが
そーと歩いてみた
登山道は荒れていた
噴火の爪跡が
いたるところにあった
それでも何とか登れた
噴火口を覗き込んだら
深い深い底無しであった
カランコロンと音も聞こえぬ
闇夜の焼岳の噴火口であった
怒りを吹き上げた
美しい姿の焼岳であった
焼岳は人々を寄せつけず
厳格な姿に生まれ変わって
見つめる山にしていた
だが私は登ってしまった
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北アルプス、北穂高岳からの槍ヶ岳
「槍ヶ岳 岩肌萎える 残り雪」・・・雲劉
50-35-001-025、昭和４３年頃、焼岳にて
・・・・・素敵な彼女・・・・・
焼岳小屋で客５人だけで一晩過ごして登山禁止の焼岳に登った
この頃学生だった人達は、今頃どうしているだろうか
「知る友は 山の絆と 夏の風」
「行く山に 川楽しめて 山知かな」・・・雲劉
50-35-001-025 |
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「初恋の 香り抱いて 聳えるや
槍穂の峰は
輝きを垂る」・・・雲劉
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50-35-001-025 |
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