 
涸沢のテン場 涸沢から涸沢岳
「涸沢に 憑かれ惚れてや ナナカマド」・・・雲劉
涸沢から屏風の頭
涸沢は冬支度へ
涸沢に日があたる
うっすらとした
寂しい日の光
当たりは雪景色
冬支度への
季節の変わり目に
涸沢の紅葉を
見つめていた
|
屏風の頭から槍ヶ岳
涸沢と涸沢岳
涸沢の紅葉が語った
涸沢で紅葉を見た
私に何かを語るように
ナナカマドの葉が
赤く染まって揺れていた
私は涸沢の紅葉が
大好きなのだ
穂高連峰に囲まれて
包まれるように
涸沢は豊かな自然
人々に語るように
涸沢の紅葉は
何かを語っていた
私は知りたいために
紅葉に近づいて見た
私の心の中に紅葉が
何かを語っていた
私の本当の自分を
見つけるために
紅葉は語っていたのだ
屏風の頭への道から北穂高岳
屏風の頭への道から槍ヶ岳
「涸沢に 葉が紅く散り 冷まじりき」・・・雲劉
|
|
