10-10-23記載
★涸沢の紅葉[Ⅲ]涸沢岳と紅葉
涸沢岳に七竈は心の色
峰に紅葉を与えて下さい
黄葉に峰を虜にして下さい
言葉にピッタリな涸沢岳
七竈の恵みが映えて
感激の山霊が七方に飛ぶ
朝焼けから太陽が天に登る
日差しとともに紅葉庭園となる
主峰と崇められる涸沢岳よ
涸沢カールを見守ってあげよう
そこには強い生命力で耐えて
秋に美しくしてくれる七竈がある
青い大空の下で深紅に輝く七竈
ガラ場庭園で黄葉に輝く七竈
淡い七色を放って涸沢カールに
紅に黄の葉の花が咲き誇る
訪ね人の心身も七つの思い出
故郷に家庭に持ち帰り
誉れ高き日々送るなり
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「涸沢は
峰 石 カールの
紅葉な」・・・雲劉
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「涸沢に
籠もり見上げて
秋の峰」・・・雲劉
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「七竈
涸沢に突きし
槍かな」・・・雲劉
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「七竈
ここだと迷い
カールの石」・・・雲劉
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七竈は涸沢岳の石友なり
涸沢岳に七竈なければ
涸沢カールに七竈なければ
その狭間に石たちが居なければ
涸沢庭園はこの世にあらず
カールの石たちと
持ちつも垂れつつ
天の水を呼ぶ
地の土を与える
生き延びて峰を支える
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涸沢岳は厳な七竈の色
北アルプスには
庭園の涸沢があり
槍に獅子岩を従えて
厳に涸沢岳が聳える
この地は三界無宿なれど
山小屋にテントにと
住まい所を山神から借りて
涸沢から涸沢岳へ煥発に
秋の七竈を愛でて悟る
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「七竈
秋に耀い
峰おどる」・・・雲劉
「巨しきの 石にかじる 七竈」・・・雲劉
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黒い峰は獅子岩
「紅葉に
光と影の
涸沢カール」・・・雲劉
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「厳つしの
峰に紅葉は
涸沢」・・・雲劉
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涸沢岳より以て
涸沢に到るまで
精神を脩むるを
以て紅葉と為す
・・・服神院(大学を応用)
涸沢来なき者は
其の辞を尽くすを得ず
・・・服神院(大学を応用)
涸沢への秋道は
紅葉を明らかにするに在り
訪ね人を親たにするに在り
涸沢に止まるに在り
・・・服神院(大学を応用)
巨(おお)し 厳(いか)つし 煥発(かんぱつ) 脩(おさ)る 其(そ)の 辞(じ) 為(な)す 止(とど)まる ここだ(幾許) 耀(かがよ)ふ
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