アイゼンを付けての寒い朝の御来光
「来光に 羅漢の峰は 鹿島槍」・・・雲劉
朝焼けの剣の谺が
雪化粧した剣岳よ
鹿島槍ヶ岳の影を映して
ドッシリと聳えている
何時だっただろうか
昔に何度も
剣に登ったことが
甦えってくる
今もその剣岳を
ジーッと見つめている
おーいと 呼んだら
朝焼けの谺が
私の頬に響いている
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＊＊＊＊＊鹿島槍ヶ岳からの剣岳＊＊＊＊＊
白き森よ
豊かなる白き森よ
清き木々よ
気高き幹よ
時ありて出会えば
恋心の白い森であった
森林恋の味は
癒される風の香
身を包む白の葉
甘えて語り合えば
自然の白森であった
「朝明よし 雪の尾根満つ 鹿島槍」・・・雲劉
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