 
東側からの三ノ窓 西側からの三ノ窓
「三ノ窓 恐るる岩に コマクサと」・・・雲劉
剣岳への岩峰
小窓の雪渓からの鹿島槍ヶ岳？
山の心を知れ
「山の心が見えぬ山人よ
歩いて接して休んで
岩峯に語りかけて知れ」
心の視線は
魔力を秘めた
己の家宝
もっともっと
あらゆるものに
情熱を燃やせ
山の心を知るために
山の意義を得るために
自分自身の為にも
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小窓の雪渓から
「剱滝 残雪流れ 弛みなし」・・・雲劉
 
若き頃の山仲間
三ノ窓に日が昇る
三ノ窓で語り合って
一夜のテント泊まり
山仲間は天岩人なりて
窓辺で祝福され
覗き込めば剣が呼ぶ
岩に張りついて咲く
岩登りの人達を
可憐な花とする
三ノ窓を語れば
山仲間は剣人に
三ノ窓を各々の
思い出の故郷として
山嶺に感謝し進む
明日への生きる道に
窓辺から日が昇る
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