2017-11-06
最近は今住んでいる庭も10年が過ぎました。これからますます老いていくことを想定して庭を改造していました。庭木を減らしてお花や草花が植えやすいように石ころなどを取り除いていました。それもようやく終りをつげ余裕が出たので秋晴れの空を天から吹かれながら須坂市の菊花展に出かけました。今年もそんなに変化がない菊花展であったが、私なりに何かを見いださなければ私としての菊見にならないのです。私の今年のテーマは「雅」なのでこれにちなんで菊花展を見て歩いてみました。
暖かく雅さの風が爽やかに吹かれている竜ケ池
「菊花展 湖面を渡る 風清か」・・・永井いく子
「この里の 晴れのよそほひ 菊まつり」・・・新島俊哉
「菊の花 きれいな色で 空高く」・・・小学生・星沢花凪
「臥竜にも 栄華極める 菊の花」・・・雲劉
「吹く風に 菊を呼び寄せ 咲かせてぞ 臥竜は誉れ 雅かな」・・・雲劉
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・・・・・平日なのか疎らな菊見人たち・・・・・
「白菊や 光芒一閃 風を切る」・・・山岸夏生
「おだんごを 食べながら見る 菊の花」・・・小学生・児玉穂風
「大輪の 花力に和む 菊花展」・・・若月貢
「大輪の一茎一花 菊の露」・・・本田独川
「大菊の白極まりぬ 夕日影」・・・傅田光一
「大輪に勝つ小菊の 紅燃やす」・・・神田北童
「一辺の 菊花の先まで 整えし」・・・長崎友男
「雅かと 臥竜誘われ 菊まつり」・・・雲劉
「菊花展は 意気揚々と 雅かな」・・・雲劉
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「たっぷの 日差しをもらう 菊花展」・・・高橋卓
「軽トラを 連ねて運ぶ 菊花展」・・・小山重征
「菊石を 見つめ悟るは 愁眉かな」・・・雲劉
「菊石に 見ほれ沁むれば 花の倫(りん)」・・・雲劉
「盆石に 居すわって咲くは 菊の花」・・・雲劉
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「病む妻を 連れて今年も 菊花展」・・・吉池野草
「黙々と 鋏を鳴らす 菊師かな」・・・一色正次
「菊石よ 滲み出るよと 惚気(のろけ)かな」・・・雲劉
「菊石に 和魂(わこん)偲ばれ 臥竜かな」・・・雲劉
「これがまあ 菊盆石と 臥竜花な」・・・雲劉
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「菊花展 日々の力作 揃い踏み」・・・駒村安雄
「見ほれも 一石一菊と 雅かな」・・・雲劉
「菊石に 奥義(おうぎ)秘めてぞ 臥竜かな」・・・雲劉
「盆石へ 菊魂(きっこん)祀りて 臥竜花」・・・雲劉
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*千輪仕立て・菊千輪(せんりん)作り
 
「千輪咲き 菊師の真骨髄 ことほげり」・・・久保田清子
「菊千輪 朝日からめて ほころびぬ」・・・霜田嘉子
「千輪(せんりん)は 菊つなぎ合って 雅かな」・・・雲劉
「臥竜での 千輪(せんりん)咲きは 雅かな」・・・雲劉
「菊花展 晴れの舞台は よしず張り」・・・田中竹子
「蜂きてや 菊千輪(せんりん)に 蜜の花」・・・雲劉
「千輪(せんりん)に 仕立てて見せる 臥竜かな」・・・雲劉
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「鶴と亀 見合っておりぬ 菊花展」・・・小山秀子
「菊人形 気高き香り 鶴に亀」・・・天野嘉典
「笠鉾に よくも似せたり 菊花かな」・・・黒岩さち子
「今まさに 翔たんばかりの 菊の鶴」・・・田中友江
「五輪マーク 菊をまとひて 登場す」・・・牧富美代
「菊作り 創意に富みし 披露かな」・・・雲劉
「菊花巡り 雅さ求め 闊歩しても 極楽蜻蛉な 人だかりかな」・・・雲劉
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