2011-04-24
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夜は雨だったが朝になると好天に恵まれて朝食後早々と臥竜公園へと出かけた。桜人も疎らで龍ケ池の池畔は水たまりが点在していた。風もなく池に映える桜の花や辺りの景色が美しく誘っていた。須坂動物園入口辺りにある、成田山不動尊霊場・曹洞宗晶福寺の二本の杉の大木が龍ケ池に美しく着飾って桜の花を一層盛り上げていた。
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花咲く池畔に佇むれば
花咲く池畔に佇むれば
波の音もなき穏やかに
我が眼は引き寄せらなり
「龍ケ池 池面爽やか 春謳歌」
池面に杉の大木が映り
緑なる逆さ杉に魅せられ
桜の花も麗しく輝くなり
「杉の木や 花に託して 池面かな」
池面は錚々と靜寂に沁み
目覚めさせる活気の源に
いざ今朝の歓喜は冴えなり
「青天に 池面に映えの 桜かな」
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龍ケ池の素顔知りたくとし
早朝の池畔を散策すれば
青天に光の矢の燦々なり
「臥竜その 池畔歩きの 花の興」
 
臥竜なる公園を故郷とし
龍ケ池の池面に託すれば
春の香りが草木に漂うなり
「臥竜には 花と松との 千鳥夢」
朧なる花見に一時に酔いし
池面の波に託して思えば
地震の災を興の花えと願うなり
「興望へ 咲き託すかの 臥竜かな」
朝波なる池面を見つつ歩けし
鴨に鯉の喧騒に微笑むれば
我が歩く現実は花の邂逅なり
「災歩き 興ともしびは さくらかな」
「桜来ば 人も誘われ ボート漕ぎて
酒だんご酔ず 花にこそ見れ」・・・雲劉
 
「花の香を ボートに操り 池畔には
賑やかさの 花人のけり」・・・雲劉
 
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