2016-04-09
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朝方はすこぶる天気が良かった。ルンルン気分で竜ケ池の池畔を歩き写真を撮り続けた。だが次第に雲が出てきて青い空は芳しくなくなってきた。自然任せの天気にはさかえられないから、どんなに天候の変化があろうとも自分なりに桜を自分のものにしなければならないだろう。
 
「そんじょ其処 ここ一番と ひいき花」
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青い空に枝垂れ桜なり
青い空が迎える
鬱々葱々然たり
枝垂れ桜の饗宴に
謹厚なる者のあつまり
誉れを花に寄せて
慈母のまことなり
春の桜は人の内深く
故郷への想い出沁むる
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「桜に 人力車かと 花の乗り」 |
「花愛へと 花に念じて 臥竜空」
「見事さに 惚れて見上げて 竜の花」
「人見ての そぞろ歩いて 花見かな」
 
「悠然と して日を浴びる 桜かな」 |
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臥竜は花善の気なり
屋根瓦より高く
天を青くして竜が臥せる
しだれ桜が満開に咲き
枝振り良く竜が這う
豪快に我が心憂う
行いは直感する側に
楽しみは枝垂れる花
竜の花びらは光を浴び
霊気かもしだし花は短し
臥竜は花善の如し
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「日の花で 心に浴びる 竜ケ池」
「陽気さに 亀も泳ぎて 杞憂かな」
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臥竜の花が水辺に呼ぶ
晴れ渡る時を適して
竜ケ池にボート乗れば
臥竜の花が垂れて誘う
花水の漕ぐ道のりあり
譲り合いに池畔により
花を知るは爛漫の誉れ
花を貪らば人の宝となす
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「爛漫に 竜が起きて 花の波」
「花の世も 咲いていてこそ 喧騒な」
「花見や 日の光浴び 竜の池」
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謹厚(きんこう)
花善(かぜん)
花愛(かあい) |
鬱々葱々(うつうつそうそう)
憂(うれ)う
其処(そこ) |
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