2017-04-24
●池畔通り～茶店・ボート乗り場付近
◆ボート乗り場への池畔通り
 
茶店への池畔通り
「竜ケ池 花は咲いても 深閑と」
茶店への池畔通り
「しんとして 咲き誇ること 臥竜かな」
「池畔から 花ついばむ 心の口」
 
この辺りの桜は満開なのかな
「池畔通り すがしく匂い 花の道」
桜の最盛期を過ぎ静寂な池畔通りにある茶店＆ボート乗り場
「花道に カメラに縋り 竜ケ池」
「花高く 飛び交う道に ひらり哉」
「茶店やと 花にダンゴに 優かな」
|
|
竜ケ池の池畔通りを
雅趣に歩きましょう
私たちを楽しませる花は
春と共にやってきます
私たちを試すように咲いています
その花に見出した私たちは
桜並木の池畔を歩いています
けれども人それぞれの
受け止め方で花の香りが違います
花びらの一つ一つにも個性があります
千差万別の花と私たちとの
美々の競い合いにこそ花の風です
春の風に乗って池畔を歩きましょう
臥竜公園なる竜ケ池の桜並木から
ジッと心の耳を傾ければ・・・・・
聞こえてくる花の鐘聲にほろ酔いし
心の奥底まで響きわたるでしょう
あなたの心に聞こえたかな
私には詩歌となって聞こえました
あなたも詩歌を詠んでみましょう
必ず心に聞こえてきます
聞こえれば桜の花は雅趣となります
|
◆ボート乗り場付近
松の木々に覆われている臥竜山
「花の味は 美々かと眺め 臥竜山」
「臥竜山 伏せて花観る 富むる風」
 
竜ケ池＆ボート乗り場
「花通り 池に澄まして 臥竜かな」
 
竜ケ池＆ボート乗り場
「ボート乗り場 お花にたけて 竜ケ池」
ボート乗り場
「花風や ボート乗り場に 舞う雅」
「ボート乗り場 とよむことなく 花ひらり」
|
| |
波に浮かぶ花びらに
雅致に見いっています
私は池畔から竜ケ池を見つめます
穏やかな波のに静けさに感じ
疎らに浮かんでいる花びらがいます
なにしているのかな
どうしたのかな
どこへくのかな
私の赴くままに問いを投げかければ
浮かぶ花びらは雅懐に振り向きます
花びらは風に吹かれています
緩慢に去りながら呟きます
わたしを見送ってありがとう
あなたも花の心になってね
わたしは竜ケ池の水となります
池にいる生き物を元気にさせます
わたしは夢を与える花びらです
私にだけ聞こえくる蕭声も
楽しきかなと思うことこそ花かな
それがゆえに私だけの花見姿です
今も池畔から竜ケ池を見つめています
雅致で静寂な声に聞きいっています
|
◆茶店～弁天滝へ
芽吹き雅が賑やかになりつつある、茶店から弁天滝への池畔通り
「花道に 迫れ除けば 竜ケ池」
「穏やかに して竜ケ池 花通り」
「花道の 池畔賑やか 温とけれ」
美しい山際の池畔通り
「池畔道に 添える花に 香る風」
「望めくの 池畔通りに 花雅」
「花の音は 池畔通りの 桜から
聞こえてこそに 雅馴の心」
弁天滝の枝垂れ桜は満開なり
「弁天の 滝に垂れての 桜かな」
「枝垂れから ちりばめて咲く 花の園」
「花垂れて 映え咲くかな 弁天滝」
|
|
縋(すが)り
音(ね)
|
雅趣(がしゅう)
雅致(がち)
|
鐘聲(しょうせい)
緩慢(かんまん)
雅馴(がじゅん)
|
|
