辰から申の刻への水中のしだれ桜

２００５−０４−２７、朝（７：３０〜８：３０）午後（１６：００〜１７：２０） ◆    快晴の朝を迎えて朝食をすませて ７時３０頃水中のしだれ桜に着いた。まだ殆ど人は来ていないだろうと思っていたら、カメラマニアが１５人程来ていた。太陽が出ている杉林の方面に殆どの人が三脚を立てて水中のしだれ桜を撮っていた。    温かな陽気になった午後の１６時頃に再びやって来たら、長野朝日テレビの人達が撮影のリハーサルをしていた。そんな中で西に傾いた太陽の光を浴びる水中のしだれ桜を撮って、ある人と２０分程話をして須坂温泉へと愛車を走らせた。 水中のしだれ桜は、数段の糸滝の流れる名木なり    朝日を浴びるしだれ桜 朝の水中のしだれ桜からの妙高山        名木の朝の顔   清々しい朝を迎える   名木に吸いよせられ   我は水中のしだれ桜に   惚れて撮っていた   清い糸のように   ピンクに染まりて   数段の滝に別れ   流れ落ちる花の穂   水中のしだれ桜は   見入る人々に称賛され   撮られてこの世に   広く名を残す名木なり    朝のしだれ桜 午後のしだれ桜 朝のしだれ桜 午後のしだれ桜              時を     変えても         春を呼ぶ   水中のしだれ桜に   朝の顔 午後の顔   時を変えても   暖かく咲き誇る   恒久に人々を   引きつけ続ける   その桜の心は   我等に春を呼ぶ           逆光を浴びてのしだれ桜 水中のしだれ桜を待つ 爽やかな青い空 春の大気に包まれ 眠り誘う申の刻来る 水中のしだれ桜は 陽の光浴びて輝く その影に立てば 桜の花は妖精の 使者のように輝いて 花神をふりまく 目覚める花の色に 桜を見歩いて 美しさに磨きあげられ さらなる美しき桜に 酔いしれて追い求め 新しき年の桜の色 新しき年の人の夢 水中のしだれ桜を待つ 西陽があたる水中の枝垂れ桜 美しき水中の枝垂れ桜    ２００５年度の水中のしだれ桜も満開になり、花を落として子孫の種を実らせて次の年も生きぬくために新緑の葉を伸ばして枝振りの良い立派な木に成長する。来年も訪ねてくる人々を愉しませてくれる桜の名木を見せてほしい。