天徳寺～龍の割石[竜の割石]Ⅰ

2020-12-26
◆天徳寺～十三佛・百体観音～獣用ゲート～坂田山登山口分岐～山寺の径～天徳寺清水～林道～獣用ゲート～三峰神社里宮・山寺～林道(坂田山林道コース入り口)分岐～まつぜみの径～石仏様～林道から龍の割石[竜の割石]

*Ⅰ
夜にチラチラと雪が降っていたが朝方には晴れてきた。寒さも和らぎ程よい時間に木々に少々の雪がつき花雪が見られるかなと天徳寺へと出かけた。

坂田山・・・・・右の建物は水道施設

天徳寺入り口

筆卑

*筆塚(61)
筆塚は、寺子屋の医師の徳を讃え、あわせて使用した筆の供養に建てられた。この筆塚は天徳寺に寺子屋を開き、坂田地域の小弟を中心に読み書き算盤の教育に当たった。その遺徳を偲んで、明治40年に教え子の筆子仲間が建てた。

石段を少し登り右側の歩道へと歩いた

気持ちの良い歩道を歩き天徳寺の前に着いた

天徳寺

「降った雪を踏み親しみて登り行き天徳寺から花まさるなり」

*天徳寺
往古、井上源氏三郎満定の九男静実が真言宗坂田山天徳寺を創建したと伝えられる。江戸時代元禄7年(1694)に、僧常清が残されていた諸仏を供養し庵を開く。宝永4年(1707)声誉上人の時、浄念寺の末寺となり、浄土宗に改宗した。本堂に阿弥陀仏如来、ほかに観音堂、弘法大師堂、太子殿がある。見晴らしのいい尾根筋に百態観音などの石仏群が祭られれる。

境内からの景色、雪は少ないが靴に土がつきやすかった

天徳寺の案内板からの左右に長い尾根の妙徳山

大洞山・井上山・竹ノ城山方面

お堂まえから、陽が当り温かさが伝わってくる

？

ねじれ松の樹を眺めて天徳寺坂を歩いた

砂地のような歩道を歩く

お堂があり、さらに階段を登り上部に

石仏さま？

弘法堂太子堂

お堂を過ぎて、いよいよトレッキング・登山コースへの登り

階段に雪がチラッと積もっていて美しさを誘っていた

整然と並んでいる百体観音十三佛(じゅうさんぶつ)

*十三佛(じゅうさんぶつ)
十三佛は、十三の仏(明王・菩薩・如来)の総称で、室町時代から盛んになった考え方で、十三佛によって極楽浄土(ごくらくじょうど)に導いて頂ける、また自分の死後は十三佛によって極楽浄土に導いて頂けるという信仰に由来する。したがって十三佛を参拝すれば十三ケ寺を巡(めぐ)ったのと同じ功徳(くどく)を得ることが出来る。石碑は、明治2年6月に須坂藩士宮崎柳左工門(坂田出身)が建立したものですが、新四国88ケ所の石像群と一緒の理由は不明です。