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幽寂な鮒、赤尾岳の黄葉

    鮒の森の黄葉


黄葉は赤尾岳にやってくる


歩道に鮒の木々が揺れて

放蕩に葉がぱらぱら舞う  

追いかけて黄葉が飛ぶ     


歩道は黄葉の絨毯となり

閑適に歩き空を見上げる


蕎麦のような種が落下せし

口に含んで美々な味なり    

鮒の黄葉は私の心の    

纏綿となり赤尾岳へ導く


深黄の木の葉に楽しんでいる  

ホカホカな歩道に親しんでいる



 

 閑適(かんてき)   纏綿(てんめん    





2011-10-17撮影
  朝に愛車を止めて[きはだ清水]から赤尾岳に登った。薄曇りの天気でイマイチであったが、それなりに静寂な鮒の森の黄葉を見せてくれモミジにコマユミの紅葉が見事であった。また好天なら焼山の雄大な姿が望まれる赤尾岳である。