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我が人生履歴の森[846] |
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24-**-** ◆[４０]老いても外へ出よう 脳を刺激させよう ●６、ウオーキングで血管が若返る 糖尿病は血管をはじめ全身が老化しやすい病気です。ですから糖尿病予防・治療のための糖尿病ウォーキングは老化防止、若返りにも効果大なのです。生活習慣病を放っておくと、血管そのものとそこを流れている血液に変化が起こります。まず血管のしなやかさが失われ、だんだんと硬くなっていきます。 そして血管の内壁に余分なコレステロールがたまっていくのです。それを処理するために白血球の仲間がやってきて、コレステロールを食べてくれますが、その際にさまざまな化学物質が放出されて血管の壁を傷つけます。一方、もともと血液は流れが滞ると固まる性質があります。そうでなければ怪我をした際、血が止まらず大変なことになりますが、生活習慣病があると血液がより固まりやすくなります。 よくいわれる血液ドロドロという状態です。ズバリ、「老化は血管から」です。動脈硬化は血管の老化症状です。実際、脈波伝導速度（PWV）という検査で血管の硬さを調べてみると「実年齢が40歳でも血管年齢が70歳」という患者さんも珍しくありません。外見上の若さよりも、元気で長生きするためには血管の若さが大事です。 「カラグを若々しく保つ」ためには動脈硬化を予防し、血管をしなやかにして血液サラサラの状態をできるだけ長くキープする必要があります。それにはまず内臓脂肪を減らすことが大切です。なぜなら内臓脂肪から動脈硬化を引き起こして血液をドロドロにする因子が放出されているからです。その脂肪を減らすためにウォーキングが効果的なのです。血管の老化から自分を守るためにできることが、簡単にすぐ始められるウォーキングです。 ◆老いれば持病不調もあり 歩き方は人それぞれかな 著者によりそれぞれの意見、主張等があり歩き方は色々です。自分に見合った歩き方が得られたなら幸いです。健康の為に自分なりの方法で歩きましょう！(^^)/。
●７、ウオーキングの継続で心肺機能がアップする 階段を上がる際、息切れで途中で立ち止まったり、階段を上がり切ったときにハアハアと息が乱れる。これは体力、とくに心肺機能の衰え以外のなにものでもありません。まさしくカラグの老化です。心肺機能が低下すると、強めの運動の際にエネルギー供給が追いつかなくなり、息切れするわけです。 心肺機能を高めるためにもウォーキングが有効です。ウォーキングを継続するー心肺機能が高まるー体力がアップするー血液が流れやすくなるー疲れにくいカラグになるー若返る。これが「カラグが若返った」ということです。 ●８、ウオーキングの効果で「肌が若いね」と言われたい！ いわゆる顔の「くま」や「くすみ」は、皮膚の毛細血管の萎縮や血流の減少、血中ヘモグロビンが減少（貧血）することによって、肌の健康的な赤みが減少し、青黒さが目立っ状態です。これらは疲れ、睡眠不足、加齢などが原因で起こります。 皮膚は本来、どんどん新しい角質細胞が生まれて古い細胞はアカとしてはがれるのですが、新陳代謝が低下するとそのスピードが遅くなり、角質が分厚くなっていきます。角質が厚くなると透明感のないくすんだ肌になり、肌に張りがなくなり、ツヤもないので老けて見えます。 時速6km（分速100m）ぐらいでウォーキングをすると、１０分もすればカラグがぽかぽかしはじめ、その後にうっすら汗をかくのを実感します。筋肉を動かすことで血管が拡張し、血流がよくなるからです。 大きな血管だけでなく、皮膚の毛細血管までが拡張して血流が促進されているのです。発汗とともに皮脂も分泌し、老廃物が出ていくという感覚です。これこそウォーキングの美肌効果です。 ・・・春山茂雄著「脳内革命２」より・・・詳しく知りたい人は本を読みましょう ◆「食べる」「寝る」「歩く」のが楽しくなればいい 人間は「寝だめ」「食いだめ」「運動だめ」ができない ある人の例から、まず不眠を解消することからはじめました。人間はふつうはセロトニンというホルモンが出ていて、これが出るから眠れるのです。セロトニンはノルアドレナリンの対抗馬のようなホルモンで、そのバランスが狂うと不眠をはじめいろいろな症状が出てきます。たとえばセロトニンがあまりに出ないと、てんかん発作を起こしす。 セロトニンがきちんと出ることで、てんかん発作や鬱状態になるのをおさえているのですが、セロトニンをつくっている細胞が動脈硬化などで力が落ちたりすると、この人のように極端な不安とか不眠症、鬱症状が出てきます。そういうときは血液がサラサラ流れる状態にもっていかなくてはだめなのです。血管の目詰まりを防ぐか、取り除くしかない。 その方法は筋肉を使うこと、つまり運動が必要になってきます。血管に目詰まりを起こさせるのは脂肪です。脂肪が血管の壁についてヘドロのような状態になってくる。この状態でもまだ少しは流れますが、これに活性酸素がくっついて、過酸化脂質という物質になるともうだめです。どうだめかというと、ヘドロからコンクリートになってしまうのです。 過酸化脂質にはカルシウムがつきやすいので、そうなると血管の中はコンクリート状になってしまいます。すると血液はもう流れてくれません。それ以前に脂肪を燃やすしかない。それにはストレッチで筋肉をつけ、ウオーキングで脂肪を燃やせばいいわけです。この人はたまたまバブルの崩壊がきっかけになりましたが、軽度の鬱になる人は四十歳を過ぎると多いのです。 一つはそういう傾向があるのですが、その傾向がなくても中年を過ぎると年齢的にいろいろと問題を抱えて、それが引き金になることも珍しくありません。人間にはまとめてできないことが三つあります。寝だめ、食いだめ、運動だめです。まとめてできない一方で、この三つは絶対にしなければならない。コンスタントに毎日するしかありません。 ・・・松生恒夫著「冷やさない「腸」健康法」より ◆運動で体を温め、腸を動かす 運動は体を温めると同時に、腸を活発に動かして排便を促します。運動の効用を具体的に説明しましょう。 ①体が温まり、新陳代謝が活発になる 運動をすると血液の循環がよくなり、体が温まります。また、汗をかいたりして新陳代謝がよくなり、腸の働きも活発になります。運動を習慣にしていくうち、少しずつ筋力がつき、体が熱を生み出す力が強くなるため、冷え体質からも抜け出せるでしょう。 ②排便にかかわる筋力のアップ 下剤を運用していると、大腸の働きや腹筋、背筋なども衰えます。加齢も筋力を低下させる原因です。運動はこうした筋力の老化防止や増強に有効です。 ③副交感神経の働きがよくなる 35ページで自律神経の働きについて説明しました。腸の働きは、体をリラックスの方向へ導く副交感神経が優位のときに活発になります。ウオーキングなど適度な有酸素運動は自律神経の働きを調整し、バランスを整えるのに有効です。・・・詳しくは本を読みましょう |
